使用上の注意

  1. 接合する鋼材面に、モルタルや泥及び油等が付着している場合は、除去してから取付けて下さい。上記、異物を挟んだままブルマン金具を締め付けた場合、所定の耐力が得られないおそれがあります。
  2. ブルマン金具のボルトは、H形鋼フランジ等を挟んで締め付ける構造になっていますので、必ず両側のボルトを相手鋼材に喰い込ませて下さい。片押しになった場合、負荷時に金具が外れるおそれがあります。
  3. ブルマン金具は、取付に際し、H形鋼フランジの先端が右図に示す様に一番奥に接するよう確実にいれて締付けて下さい。
  4. ブルマン金具の規定締付けトルクは、300N.mでありますから正しく締付け、トルクレンチで必ず確認して下さい。尚、本締め後には、カラースプレー等でマーキングして、締め忘れがないようにして下さい。締め忘れて負荷すれば、金具が外れる危険性があります。
  5. ブルマン金具は、鋼材吊り上げ等、本来の用途以外には絶対に使用しないで下さい。